- 【ウズベキスタン旅行記】ブハラ散策|世界遺産の古都で出会った絶景とグルメ
- アヤズカラからヒヴァ経由でブハラへ|寝台列車で約6時間の旅
- ブハラとは?中央アジアの古都の魅力
- ブハラの歴史と世界遺産登録
- 今回の拠点:ホテルアジアブハラ(HOTEL Asia Bukhara)
- アブドゥルアジス・ハン・メドレセ(Abdulaziz Khan Madrasah)
- ウルグベク・メドレセ(Ulugbek Madrasah)
- カラーン・ミナレットとカラーン・モスク
- アルク城とブハラ要塞城壁
- ボロハウズ・モスク(Bolo Hauz Mosque)
- ナディール・ディヴァンベギ・マドレセ&ハーンカー
- チョル・ミナル(Chor Minor)
- スィトラマ・マヒ・ホサ宮殿(Sitorai Mohi Hosa Palace)
- スィトラマ・マヒ・ホサ宮殿の休憩:「flavis」ドリンクでリフレッシュ
- 『Dilkor』で食事:ラグマンの名店
- ヤンデックスゴーで移動し、『The Plov』へ
- まとめ|ブハラは“歩くほどに物語が見えてくる”街
【ウズベキスタン旅行記】ブハラ散策|世界遺産の古都で出会った絶景とグルメ
ウズベキスタンを初めて訪れた私が、今回の旅で特に心を奪われたのが「ブハラ」。
シルクロードの要衝として栄えたこの街は、世界遺産にも登録されており、まるで中世にタイムスリップしたかのような雰囲気があります。
カメラ初心者の私でも、シャッターを切るだけで絵になる風景が広がり、どこを歩いても“撮りたくなる”瞬間ばかり。
この記事では、アヤズカラからヒヴァ経由でブハラ入りし、見どころ、ホテル、グルメなど、実体験を交えて紹介します。
これから同じようなルートで旅行を考えている方や、ウズベキスタンの魅力を知りたい方に少しでも役立つ情報になれば幸いです。
アヤズカラからヒヴァ経由でブハラへ|寝台列車で約6時間の旅
アヤズカラの砂漠地帯からヒヴァまで戻り、そこからブハラへは寝台列車で移動しました。
約6時間の旅路で、15時発・21時着のスケジュール。列車は仮眠が取れるように寝台列車を選択、清潔で治安も良く、安心して過ごせました。
車窓から延々砂漠を眺める体験はまさに“シルクロードの旅”という感じで印象に残りました。
ブハラとは?中央アジアの古都の魅力
ブハラはウズベキスタン中部に位置し、かつてシルクロード交易の要衝として発展した都市です。
サマルカンドと並び、イスラーム神学や学問の中心としても知られています。
現在はウズベキスタンの中部に位置し、「東洋の学問と信仰の都」とも呼ばれてきました。
観光の中心部はコンパクトで歩いて巡ることができ、歴史的建造物と市場が一体となった街並みが魅力です。
ブハラの歴史と世界遺産登録
ブハラは紀元前5世紀ごろから発展を始め、イスラーム王朝時代に最盛期を迎えました。
1993年には「ブハラ歴史地区」としてユネスコ世界遺産に登録。
約140の建造物が現存しており、現在も現地の人々が生活する“生きた遺産都市”です。
今回の拠点:ホテルアジアブハラ(HOTEL Asia Bukhara)
ブハラの中心部にある老舗ホテル。どこへ行くにもアクセス抜群で、徒歩圏内に主要スポットが揃っています。
部屋は広く快適で、朝食ビュッフェも充実。
スム(現地通貨)が残り少なくなっていたのですが、ロビーのATMで楽天カードによるキャッシングが問題なくでき助かりました。
観光の拠点としてとても便利なホテルでした。
アブドゥルアジス・ハン・メドレセ(Abdulaziz Khan Madrasah)
17世紀に建てられたメドレセで、細やかなタイル装飾が見事。
現在は一部が工芸品ショップになっており、内部見学も可能です。
ウルグベク・メドレセ(Ulugbek Madrasah)
アブドゥルアジス・ハン・メドレセの向かいに位置する15世紀に建てられた神学校。
ウズベキスタン最古のメドレセとして知られ、落ち着いた雰囲気が魅力です。
カラーン・ミナレットとカラーン・モスク
高さ約47mのミナレットはブハラの象徴。夜のライトアップは必見です。
隣接するカラーン・モスクは中庭が広く、モスクが青空に映えます。
アルク城とブハラ要塞城壁
ブハラの歴史を語る上で欠かせない要塞。
紀元前に起源を持つとされ、19世紀には王の居城として使われていました。
内部には博物館があり、ブハラの歴史を体系的に学べます。
ボロハウズ・モスク(Bolo Hauz Mosque)
木製の柱と池に映る美しい反射が有名なモスク。
朝の静かな時間帯に訪れると、幻想的な光景が楽しめます。
ナディール・ディヴァンベギ・マドレセ&ハーンカー
ナディール・ディヴァンベギ・マドレセは、動物のモチーフが描かれた珍しい外観が特徴。
隣接するハーンカー(神秘主義修行場)も見どころです。
チョル・ミナル(Chor Minor)
4つの青いミナレットが並ぶフォトスポット。
小規模ながら個性的で、人気の撮影場所です。
スィトラマ・マヒ・ホサ宮殿(Sitorai Mohi Hosa Palace)
ブハラの郊外にある王族の夏の離宮。
ヨーロッパと東洋の建築様式が融合した豪華な宮殿です。
スィトラマ・マヒ・ホサ宮殿の休憩:「flavis」ドリンクでリフレッシュ
売店で店主さんおすすめの「flavis」というザクロ(pomegranate)ジュースを試してみました。
ほんのり甘くて爽やか微炭酸、暑い日の観光中にぴったりのリフレッシュドリンクです。
『Dilkor』で食事:ラグマンの名店
ブハラ旧市街にある人気店「Dilkor」。
ここのラグマン(中央アジア風うどん)は、コシのある麺とトマトベースのスープが絶品。
観光客にも地元の人にも愛される味でした。
ヤンデックスゴーで移動し、『The Plov』へ
お食事処をもう一軒。少し郊外までヤンデックスゴー(配車アプリ)で移動し、ブハラで評判のプロフ専門店「The Plov」へ。
香ばしいお米に柔らかいラム肉がのった本場の味に感動しました。
まとめ|ブハラは“歩くほどに物語が見えてくる”街
ブハラは、歩けば歩くほど新しい発見がある魅力的な街でした。
カメラ初心者の私でも、どこを撮っても絵になる風景ばかりで、旅の思い出が自然と写真に残る場所。
観光地でありながら、人々の暮らしが息づく温かい雰囲気も印象的でした。
次回は、いよいよ“青の都”サマルカンド編へ。
ブハラとはまた違う、鮮やかな青が広がる絶景をお届けします。
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