ウズベキスタン・タシュケント到着までの移動体験記
中央アジアに位置するウズベキスタン。昔のシルクロードの中継地として栄えた歴史ある国で、特に首都タシュケントは、古さと新しさが融合した魅力的な街です。
この記事では、ウズベキスタン・タシュケントまでの移動の様子、到着後の現地情報(SIMカード購入、両替、タクシー利用など)を時系列で紹介していきます。
これからウズベキスタンに行く方や、タシュケントでの現地事情が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
ウズベキスタンへの移動ルート
今回のルートは以下の通りです。
関西国際空港(KIX)→ 仁川国際空港(ICN)で乗り継ぎ → タシュケント国際空港(TAS)
アシアナ航空でトータルの所要時間は約16時間ほど。仁川での乗り継ぎは約4時間でした。
航空写真:Bing Mapsより(© Microsoft)
キルギス国境の雪山が眼下に
仁川を飛び立った飛行機は、中国の西端からキルギスとの国境あたりを通過していきます。
ちょうどこのあたり、窓の外を見ていると雄大な雪山が眼下に広がっていました。
キルギスを越えるといよいよウズベキスタンです。
夜中到着のタシュケント国際空港
タシュケントの空港に到着したのは、現地時間で21時過ぎ。すでに外は真っ暗で、飛行機の窓からは街の灯りがキラキラと広がっていました。
空港内は比較的静かですが、入国審査もスムーズで、30分ほどで荷物を受け取り出口へ。
到着後すぐの準備!空港での両替とSIMカード購入ガイド
空港内には両替所がいくつかあり、夜21時を過ぎても問題なく営業していました。SIMカードも到着ロビーで購入可能です。
私は事前に、楽天モバイルの「海外ローミング」がウズベキスタンにも2025年2月から対応したことを知っていたため、出発前に楽天モバイルをローミング設定しておきました。ただし、楽天モバイルの海外通信は2GBを超えると速度制限がかかるため、現地用に20GBの物理SIMも購入(約600円ほど)しておきました。
通信キャリアは「Beeline(ビーライン)」を選びました。ちなみに現地で楽天モバイルの電波を確認してみると、Beelineの回線を使用していたのでそういう視点でも安心できるキャリアだと思います。
【要注意】配車アプリYandex Goの使い方と事前設定
移動にはロシア版Uberのような「Yandex Go」というアプリを使用しました。
このアプリはSMS認証が必要で、日本にいる間に登録・認証を済ませておくのが鉄則です。現地SIMによってはSMSが届かず、ウズベキスタンに到着してからは登録できないこともあるそうです。
Yandex Goがないと、空港や観光地でタクシーに乗るたびに価格交渉が必要になります。英語もほぼ通じず、交渉はなかなか疲れるので、ぜひ渡航前に準備を。
Yandex Goでは、距離に応じて自動で価格が設定され、配車もスムーズ。15分乗って200円程度と、料金も非常に安いです。
タシュケント市内のおすすめ宿「Art Deluxe Hotel」
タシュケント国際空港から市内中心部へは車で約15分。到着後は、ウズベキスタンで人気の配車アプリ「Yandex Go」を使って、スムーズにホテルへ向かいました。今回宿泊したのは、口コミでも評価の高い「Art Deluxe Hotel」です。
このホテルは比較的新しく建てられたブティックホテルで、エントランスからロビー、客室に至るまで洗練された雰囲気が漂っています。フロントのスタッフは英語も通じ、笑顔で対応してくれるのでチェックインもスムーズでした。
宿泊した部屋は落ち着いたインテリアでまとめられており、広さも十分。ベッドは硬すぎず柔らかすぎず、ぐっすり休めました。バスルームにはアメニティもしっかり揃っており、バスタブはありませんでしたがシャワーの水圧・温度ともに快適。館内はとても静かで、旅の初日の疲れをしっかり癒せました。
料金はタシュケントの中でも比較的リーズナブル。空港からのアクセス、快適な滞在、そしてスタッフの対応を総合すると、コストパフォーマンスは非常に高いと感じました。
【まとめ】ウズベキスタン到着初日
今回はウズベキスタン・タシュケント到着までの体験記をお届けしました。次回は、翌日から始まる市内散策や観光スポットについて詳しく紹介していきます。
▼ウズベキスタンで使える配車アプリ「Yandex Go」の公式リンクはこちら(日本での事前登録がおすすめです)
▼初めて使ったんですがこれが無いと飛行機から夜景撮影は厳しいと感じました
▼楽天モバイルが無かったらこれを回線の保険にしてたと思います
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