旅先で動画も撮れるように

DJI イラスト

動画を旅先でも釣りでも!DJI Action 5 Proを選んだ理由と注意点

久しぶりの海外旅行をきっかけに、一眼ミラーレスカメラと一緒にアクションカメラを購入しました。

DJI Osmo Action 5 Pro

仕事が忙しくて何年も遠出できなかった分、「せっかくなら旅の記録をしっかり残したい!」という思いが強くなり、動画撮影にも挑戦することに。

後々を考えると、釣りが趣味なので、海や川の釣行シーンも臨場感たっぷりに残したい。
そこで選んだのが「DJI Action 5 Pro」。過去にGoPro HERO8を使っていた経験から、今回は電池持ちや発熱の少なさを重視しました。

また、旅先ではPCを持たずに動画を撮り貯める想定で、大容量のSanDiskマイクロSDカードを複数枚用意。
この記事では、DJI Action 5 Proを選んだ理由と、旅の動画撮影に向けた準備・注意点をまとめます。

DJI Action 5 ProとGoPro HEROシリーズの比較レビュー

アクションカメラはカタログスペックだけでなく、実際の使い心地や世間の評判も重要です。ここでは、私の実体験と一般的な評価を踏まえて両機種の特徴を項目ごとに整理しました。

価格

DJI Action 5 ProはGoPro HERO13より現時点で約15〜20%安価です。

一般的にも初期投資を抑えやすく、アクセサリーを含めてもコストパフォーマンスが高いと評価されています。

私はバッテリー3本がセットになっているアドベンチャーコンボを購入しました。

電池持ち

私の使用環境ではDJIは4K/30fps撮影で約70〜100分、GoPro HERO8は約30〜60分でした。GoPro HERO13の電池の持ちもちまたの噂ではあまり良いとは思えません。

実体験としてDJIは長時間撮影に有利で、イベントや旅行でもバッテリー交換回数が少なくて済んでいます。

発熱耐性

DJIは高温環境でも停止しにくく、GoProは炎天下で撮影停止する例があります。

GoPro8時代は釣りの撮影をしていても勝手に熱停止していて大事なヒットシーンを撮り逃す事が何回もありました。

実感としてDJIは炎天下の撮影でも圧倒的に熱停止の頻度が低く信頼できます。

夜間撮影性能

DJIは低照度環境でのナイトモードがあり、ノイズが少なく、ライトアップも鮮明に映ります。

以前、夜間の釣り撮影用に赤外のカメラを購入したことがあり、何回か試してみましたが機材が重くなり断念しました。

赤外カメラまでは至らずともナイトモードは夜釣りの魚への影響の少ない弱い赤色灯で手元を撮影するような場面でも効果が期待できます。

発色傾向

DJIは落ち着いた自然な色合い、GoProは鮮やかで派手な色合いです。

私個人的にはインパクトのある濃い青色のGoProカラーが好きです。

DJIでは少し露出を下げて録画しておき編集時に調整しようと思います。

手振れ補正

手振れ補正はDJIはRockSteady 4.0、GoProはHyperSmooth 6.0(HERO13)を搭載しています。

どちらも非常に優秀ですが、私の体感では激しい動きではGoProの方が乱れにくい印象があります。

操作性

DJIはUIが直感的でタッチ反応が良いとされます。実体験としてはパネル操作は慣れかな?と思います。

GoPro8は画面の反応が遅く、あとすぐに日時がリセットされるのが面倒でした。DJIは問題ありません。GoPro13は改善されたかな?

アクセサリー互換性

GoProは純正・サードパーティ製のアクセサリーが豊富。DJIはまだ種類が少なめです。

もともとGoPro8で使っていたカメラ固定用のパーツはそのまま流用できたので助かりました。

アプリ連携

GoProは「Quik」アプリ、DJIは「Mimo」アプリを使用します。

GoProはアプリの安定性と編集機能が高評価。DJIは接続や操作性に賛否があります。

因みに私はそもそもバッテリーの持ちを優先しスマホ連携はOFF、編集はPCのため、ほぼアプリは使いませんので評価できないです。

防水性能

DJIは約18m(IPX8)、GoProは約10m(IPX8)で防水可能。いずれもケースで拡張可能です。

一般的なマリンスポーツでは十分ですが、ダイビングでは専用ケースが推奨されます。

DJIはバッテリーの蓋とUSBの蓋が独立してます。これは今のところ私はやりませんが外部給電時の浸水に対する不安感は少なくなっています。残念ながらUSB端子の防水性は謳ってませんが、個人的にはIPX8に達してないだけである程度は耐えるのではないかと勝手に思っています。(私はやりませんが…)

GoProの業績不振

かつてアクションカメラ市場を独占していたGoProですが、DJI(Osmo Action)やInsta360などが低価格かつ高性能な製品で急速にシェアを拡大し窮地に立っています。

2025年第2四半期の売上高は前年同期比▲18%の約1億5,300万ドル、カメラ出荷台数は同▲23%との事で、私と同じような乗り換え組が多いのかもしれません。

私的にも一社独占の印象は強かったので今後、より業界が活発になり、良い商品、良いサービスに繋がる事を期待したいです。

DJIの後継機「Action 6 Pro」では、更なるバッテリー容量増加や8K撮影対応が噂されています。発売時期は未定ですが、今後の購入検討される方は価格・性能・アクセサリー環境を総合的に見比べてから選ぶのが失敗のない方法です。

旅の動画撮影に必須!マイクロSDカードの準備と注意点

今回は荷物を減らすためPCを持って行かず、旅先では撮ることに集中するスタイル。
選択肢としてはSSDやコスト重視でHDDを持って行ってデータを移す方法も調べたのですが宿に落ち着いてからデータを移す手間と時間がもったいないのでやめました。
信頼性の高いSSDならそこそこ値も張ります。
そのため、マイクロSDカード複数枚で準備する事にしました。

アクションカメラに適したマイクロSDカードの選び方

アクションカメラ用なら、以下の基準を満たすものを選びましょう。

  • 速度クラス:UHS-I U3以上
  • 動画速度クラス:V30以上
  • 耐久性能:Extremeなどのそこそこ上位モデル推奨

私の選んだマイクロSDカード

  • SanDisk Extremeシリーズを512GB×3枚、256GB×3枚準備(合計約2.3TB)私の設定4K/30fpsで約50h分。
  • UHS-I U3 / V30 / A2規格で、4K動画でも安定して書き込み可能。
  • 防水・耐衝撃仕様で、釣りやアウトドアでも安心。

sandisk extreme
10日間の旅程で50hは私にとってはやりすぎ感がありましたが旅先で残量を気にしたくないので多めに準備しました。

容量偽装対策も重要、上書きされて大事なデータを失うことも!

特に通販では格安品に注意。容量偽装sdカードはデータ不足分を上書きします。
旅先での容量不足や大切な撮影データを失わないために以下のチェックが必要です。

  • 販売元が公式ストアか正規代理店か確認。
  • Amazonなら「販売元・出荷元」がAmazon.co.jpかチェック。
  • 到着後は容量チェックソフト(H2testwなど)で必ず検証。

容量が多いほど便利ですが、紛失や破損時のリスクもあるため、複数枚に分けて使うと安心です。
購入においても私のように格安通販で探す場合は一度に揃えずにまずは1枚購入し、品質確認してからのリピート購入をお勧めします。
必ず自宅で容量チェックしましょう。フォーマットだけでは偽装されている粗悪品を見抜けません。チェックソフトによる確認のひと手間がトラブルを未然に防ぎます。

秋葉原sdカード販売店

アフリエイトとかの宣伝ではありませんが、私は下記サイトでリピート購入しています。今のところ問題ありません。

あきばお~販売サイト

今後も大丈夫とは言い切れませんので自己責任でご検討願います。ご参考まで…

まとめ:旅先で動画を撮るなら準備と機材選びがとても重要

久しぶりの海外旅行で、動画も釣りも全力で楽しむためにDJI Action 5 Proを選びました。
GoProからの乗り換えで感じたのは、バッテリー持ちと発熱の少なさが旅の快適さを左右するということ。
また、大容量マイクロSDカードを用意しておくと、旅先で容量不足に悩まされずに済みます。

この後は「DJI Action 5 Proの実写レビューとおすすめ設定など」についても紹介する予定です。
旅と釣りの記録をもっと楽しく残したい方は、ぜひ参考にしてください。

※この記事は、あくまで個人の感想です。一部に広告リンクも含まれています。


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