スペーシアギア車中泊ベッド自作

車中泊ベッド

2馬力ボートを積んだまま快適に眠れる車中泊ベッドを自作したい

釣り遠征や車中泊を楽しむ中で、「荷物を積んだまま快適に眠りたい」と考える方は多いのではないでしょうか。
私も最近始めた2馬力ボートなどの釣行で、前泊や仮眠を快適にしたいと思い車中泊ベッドの製作に挑戦しました。

今回はスペーシアギアで、移動時は前席のシートレイアウトを維持し、車中泊をする時だけベッド展開できる仕様を目指しています。

移動時ベッド

実際に使ってみると、軽自動車とは思えないほど快適な就寝スペースを確保できました。
これからスペーシアギアなど軽ハイトワゴンで車中泊仕様を検討している方の参考になれば幸いです。
 ※この記事は、あくまで個人の感想です。一部に広告リンクも含まれています。

車中泊ベッド製作で重視したポイント

今回のベッド製作で譲れなかった条件は次の4つです。

  • 体をフラットに伸ばして寝られること
  • 2馬力ボートを積載した状態でも就寝できること
  • 移動時の前席は通常のシートレイアウトを維持できること
  • 軽量かつ安価に製作できること

特に釣行時は荷物が多くなるため、ベッドを常設するのではなく必要な時だけ展開できる構造を目指しました。
市販のベッドは全面ベッドになったり居住高さを確保したりと快適そうなのですが肝心の荷物が積めなくなります。
シートのリクライニングで良いじゃないかと思われる方もいるかもしれませんがフラットベッドと疲れの取れ方は別次元です。
体の角度と寝返りが打てるか打てないかがポイントになるようです。

ベッドの製作手順と注意点

まずは車内寸法を確認して設計

最初に行ったのは車内寸法の確認です。
実際に荷物を積んだ状態を想定しながら、どのようにベッドを配置するか検討しました。
スペーシアギアは室内空間が広く、イレクターパイプとの相性も良いため比較的自由度の高い設計が可能です。

設計図

市販のベッドはベッド下収納が低く、ボート本体やクーラーボックスは収納するには高さが足りません。
軽ハイトワゴンの室内高さを最大限利用し、ベッド下に大きな荷物が収納できる構造に設計しました。

ベッド下収納

ベッドメイク

前方を支える足はありません。助手席を前に倒して上部に乗せます。
角度は助手席シートを前後させる事で調整できます。

前方保持

これにより部材を大幅に削減しています。

イレクターパイプでベッドフレームを製作

ベッドフレームのイレクターパイプをカットしていきます。

イレクターパイプ

軽量で加工しやすく、十分な強度を確保できるため車中泊ベッドには定番の材料です。
パイプカッターはホームセンターの汎用のもので十分でした。


イレクターパイプカット寸法

長さ 本数
80cm 1本
79cm 2本
43cm 2本
42cm 2本
38cm 1本
36cm 5本
28cm 3本
16本

使用したジョイント

品番 数量
J-5 2個
J-7B 3個
J-59C 2個
J-4 5個
J-12B 1個
J-46 4個
J-113A×2 3個
EF-1200S 6個
26個


組立はパイプ先端にメンディングテープを巻いて押し込んでいます。

パイプ組立

しっかり固定したいなら接着剤やネジ固定も可能です。私はこのままで様子を見ます。

ベッド天板は軽量化を重視して桐板を採用

ベッドの天板には桐板を採用しました。
車中泊ベッドは重量が増えやすいため、できるだけ軽く仕上げたいと考えたからです。

使用した材料は厚さ13mm、長さ910mm、幅500mmの桐集成材2枚です。

桐板


桐板面取り

そのまま使っても良かったのですが私の身長に合わせて1枚を10㎝ほどカットしました。
長さは91+81の172㎝にして、角部は少し面取りしています。
桐材は非常に軽量で扱いやすい反面、柔らかいためネジの保持力には注意が必要でした。
それでも軽量化によるメリットは大きく、今回の用途には十分満足できる結果となりました。

クッションと表皮を取り付けて寝心地を向上

天板の上には椅子用クッションを4枚使用しました。500㎜x500㎜ 厚みは20㎜

クッション

クッションだけでも十分な厚みがあり、車中泊時の底付き感を軽減してくれます。
最初はキャンプマットと併用を考えていましたが無くても大丈夫そうです。
両面テープで桐板に張り付けはみ出した部分をカッターナイフでカットしました。

クッション貼り付け

表皮には椅子用の生地を使用しています。
レザーも考えたのですがクッションに湿気が籠らないファブリックを選びました。
クッションと一緒に下記サイトで購入しました。
Resta

裏面からタッカーで固定します。
タッカー作業
天板完成

DIYでも比較的簡単に施工でき、見た目もきれいに仕上がります。


収納状態を確認

私の釣行スタイルでは2馬力ボートや釣り道具を積載するため、収納性が最も重要なポイントでした。

移動時はベッドを展開せず、助手席も通常の状態にしています。

収納状態

後方に積んだ荷物が前方へ転がってくる心配も少なくなります。

実際に使ってみた感想

完成したベッドは想像以上に快適でした。

軽量なので設置や取り外しも負担が少なく、普段使いと車中泊仕様を無理なく切り替えられます。

また、2馬力ボートを積載した状態でも就寝スペースを確保できるため、前泊を伴う釣り遠征との相性も非常に良好です。

イレクターパイプを使ったことで強度も十分あり、今後の仕様変更や改良もしやすい構造になりました。
下記サイトの矢崎のサイトにてラインナップが確認できます。

イレクターパイプ

まとめ

スペーシアギアで車中泊ベッドを自作するなら、イレクターパイプと桐板の組み合わせは非常におすすめです。

  • 体を伸ばして快適に眠れる
  • 2馬力ボートを積んだまま就寝できる
  • 移動時は通常の車内レイアウトを維持できる
  • 軽量かつ比較的安価に製作できる

「荷物は積みたいけれど快適に車中泊もしたい」という釣り人にはぴったりの仕様になりました。
スペーシアギアで車中泊ベッドを検討している方の参考になれば幸いです。

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